シェアハウスの初期費用
藤堂です。
今回は僕たちがシェアハウスするのにかかった初期費用について書きたいと思います。
どこ住み?
僕たちがシェアハウスをしているのは神奈川県です。
これは全員の勤務地の間をとった結果ですね。全員会社まで大体45分くらいかかります。糞遠いです。実家からとそんな変わりません。共同生活をするメリットを1つ潰しています。大体切原のせい
家の間取りは?
2階建ての4DKです。
4LDKじゃなくて4DKです。LDKとDKの違いはググってください。まぁリビングが比較的狭いということです。
1階にリビング、和室、洗面室、風呂、トイレ。
2階に和室、洋室2つ、トイレといった形です。
なのでそれぞれの部屋と共用スペースのリビングがあるという感じです。
現在リビングしかエアコンがないので皆大体そこにいます。
家賃は?
そしてきになるお家賃は、132000円。
4人で割って1人33000円ですね。
4DKの貸家としてはかなり安いと思います。本当に見つけるの大変だった
初期費用は?
家を借りる際の"初期費用"に関しては色々定義があるかも分かりませんが今回は僕たちが現時点で実際にかかったものを書いていきます。
- 敷金
- 礼金
- 仲介手数料
- 日割り家賃
- 前家賃
- 保険料
- 鍵交換費用
1つずつ実際にかかった金額と実例を書きながら説明します。
敷金 (家賃2ヶ月分、264000円)
家賃が払えなかったり退去時に家が壊れてたり汚れていたときの修繕費として家主に預けておく保証金です。
なので家賃未払いがなかったり修繕費がほとんどかからなかった場合は原則退去時に返ってきますが、数年も住むとやはり壁や畳などあらゆる修繕箇所が出てきて、これを敷金で賄うことになるので実質返ってこないものとして考える方がいいです。
相場は家賃1,2ヶ月分で、大きい部屋や家であればあるほど2ヵ月分のところが多いです。
その例に漏れず僕たちも2ヶ月分でした。
礼金 (なし)
その名の通り家主にお家貸してくれてありがとナス!ってお礼のお金を渡すことです。
相場は敷金と同様家賃1,2ヶ月分で、僕たちの場合も記載情報では家賃2ヶ月分だったのですが、仲介会社の担当者の交渉のお陰でなんと無しにしていただきました。ヤバい。これについては後述します。
仲介手数料 (家賃半月分、66000円)
入居者の希望に沿った家を調べたり家主と入居者の間の手続きを行ってくれる仲介会社の報酬、手数料です。
今まで色んな不動産仲介会社に新社会人で4人でシェアハウスないしルームシェアしたいと相談し続けて希望条件に合った物件がないと断られ続けた僕たちにあんなに親切に対応してくれて家主さんに必死に交渉してくれたK田さん、僕たちは一生忘れない。お部屋探しはエイ⚪︎ル、オススメです。笑
日割り家賃 (なし)
入居可能になった契約日から家賃支払い日までの日数で家賃を割った金額です。
僕たちの場合は家賃支払い日が25日で契約日が1日だったので本来なら25日分の家賃が必要なのですが、そこも僕らの担当ぐう聖K田氏が家主さんとの交渉で無しにしてくれました。実質25日間タダ住み。なんなのこの人。
なんでこんなに割り引いていただけるんですか?って恐れ多きながらおききしたところ、家主さんが「新社会人でシェアハウス?家賃を抑えるために工夫してるのか、偉いなあ。よっしゃ色々融通利かしたろ!」という温情とのこと。家主さんもぐう聖だった。この話を聞いたときキャッチバーで4万円取られたことがある龍宮は静かに涙を流していた
前家賃 (家賃1ヶ月分、132000円)
翌月の家賃を最初だけあらかじめ払っておく制度。
場所によっては翌々月の家賃も払う場合もあります。
保険料 (1人2年契約10000円、計40000円)
損害保険。事故や災害で損害があった場合保証してくれる保険。
案外適用範囲が広くて故意や大きな過失でなかったら家の物が壊れても適用されたり運転してて事故起こしたってのも適用される。
全然保険について知らなかったから興味深かった。
鍵交換費用 (5000円)
前の住人に入られたら困るということで鍵を交換する費用。
僕たちが引っ越しの際、初期費用としてかかったお金は以上です。
計507000円ですね。
4人で割って1人約127000円です。
担当者の交渉と家主の温情もあって、かなり安く抑えられたと思います。
他にも初期費用としてかかることがあるものを調べると、"賃貸保証料"というものがかかることがあるそうです。
僕たちの場合は龍宮の親父さんが引き受けてくれましたが、賃貸契約をする場合連帯保証人が必要なケースが多いそうです。このとき連帯保証人を頼める人がいない場合、連帯保証会社に代わりを担当してもらう必要があります。これが契約時に1回、家賃の半月分が相場のようです。
家を探していたときの苦労
僕たちが実際に家を契約したのは7月1日で、実際に家を探し始めたのは6月の始めくらいでした。
それまでは共同生活をすることはなんとなく決めていましたが、お互い仕事始まってとりあえず引っ越し用に毎月4,5万貯めて20万くらい溜まったら家探すかぁ~?的なあやふやなものでした。笑 実際いつ無しになってもおかしくなかったレベル
そして5月が終わって皆(大門以外)が10万貯まったくらいのときに、暇だし一応部屋か家調べてみるかって調べてみると、シーズンを過ぎたせいか4部屋以上ある部屋か家で駅から徒歩20分圏内で皆の通勤時間が大体同じくらいになる土地という条件に合う物件があまりにも少ない。5駅分くらい範囲広げて不動産賃貸一括検索アプリで検索して5軒くらいしかなかった。
まぁとりあえずってその中の2軒を担当してる不動産仲介会社に電話しても「ルームシェア」、「シェアハウス」という旨を口にしたらどちらも突然難色を示された。
「家主に確認します」と言われてから数十分後、NGですと両方からとも返答がきて僕らは気付く。
あれ?これもしかして厳しんじゃね...?
これで焦った僕たちは候補の5駅それぞれにある不動産屋をリストアップして片っ端からルームシェア、シェアハウス可能な条件に合う物件はないかひたすら問い合わせした。(ファミレスで)
がどこも、そもそも4部屋以上ある部屋や家が賃貸で少ない。(ファミリークラスは賃貸より買った方が安いから)
新社会人(1人2年目1人学生)4人のシェアハウス、ルームシェアを認める家主が少ない。(そりゃそうだ)
との理由で、とりあえず調べて後日連絡するけどあんま期待しないで。という感じで1人5社くらい電話したところでその日は解散しました。
数日後、各自それぞれの不動産仲介会社からやっぱりありませんと連絡を受けたのですが、大門がかけたところから2軒ヒット。
そこで今回運よく1軒の借家を借りてシェアハウスを始めることができました。
僕たちの場合は、シェアハウス、ルームシェアとして第三者の運営事業システムに参加するものではなく、信用性の薄い新社会人4人が大きめの1つの家ないし部屋を個人的に直接借りるというものだったこともあり、探すのに相当苦労したんだと思います。
家を探すときのアドバイス
結局、僕たちが住むことになった家は最初に調べた不動産賃貸一括検索アプリなど、Webには載っていない物件でした。
恐らく、不動産賃貸仲介会社も全ての物件をWebに載せているのではなく、ぱっと見ユーザーが食いつきそうな目立つ物件を中心に載せているのではないかと思います。推測ですが
なのでWebで検索した結果が全てではなく、不動産賃貸仲介会社に直接電話して相談して調べていただくことが最善の方法だと感じました。
それでも僕らのような特別なケースは見つけるのに苦労はしますが、どの不動産賃貸仲介会社もなぜ条件に合った物件が無いのか説明してくれて事情を知ることができましたし、今回のようにWebに載っていなかった物件を調べ上げてもらい、無事に希望に合った物件を見つけることができました。
この記事を見ているこれから友人同士でシェアハウス、ルームシェアを始めてみたいなぁと思っている方に少しでも参考になれば幸いです。
今回は家を借りる際の初期費用とその経緯について書きました。
ただ全体の初期費用は「引っ越し」「家具家電」「ライフライン」などまだまだかかります。
僕たちは龍宮の実家の車を借りてそれぞれの家から大きめの家具と服を運ぶだけで引っ越し会社は使わなかったので「引っ越し」は除外して、次回は「家具家電」と「ライフライン」について書きたいと思います。
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